病院めぐり
高岡市民病院外科
澤崎 邦広
pp.213
発行日 2002年2月20日
Published Date 2002/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904779
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高岡市は,今から1255年前の天平18年(西暦746年),日本最古の歌集である「万葉集」の編者の一人と言われる大伴家持が,越中国守として赴任.越中の雄大な自然に触れ,在任の5年間に220余首もの歌を詠みました.“たちやまに 降りおける雪を 常夏に 見れどもあかず 神からならし”とうたわれた当地は全国有数の万葉の故地です.
当院は,昭和26年10月に「健康保険高岡市民病院」として開設され,当時は内科,外科の2診療科で,病床数は一般病床50床でした.その後,地域住民とともに歩み,幾多の増改築を重ね,診療内容の充実を図り,昭和40年3月名称を高岡市民病院に改めました.現在の病院は,平成8年3月に全面改築工事に着手し,平成11年3月病棟部門が完成,平成12年3月に外来部門が完成し,現在19診療科で病床数476床(一般病床408,精神病床50,結核病床12,感染症病床6)となっています.医師数は常勤医61名,研修医9名,1日の外来患者数は約1,500名です.
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