病院めぐり
函館中央病院泌尿器科
田崎 雅敬
pp.1058
発行日 2004年12月20日
Published Date 2004/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100663
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函館中央病院は,函館市のほぼ中央の五稜郭地区に位置する。現在ではデパートや商店が集中し,商業の中心地でもある。函館市の南端には函館山があり,その眺望の美しさは多くの人々から称賛されている。そしてその眼下には美しい街並みが,扇形状に山裾へと広がっている。
当院は,明治33年11月に函館慈恵院として設立され,昭和5年に名称を中央病院として診療を開始した。昭和9年3月21日の函館大火により大部分を焼失したが,昭和11年8月より診療を再開した。昭和40年8月には総合病院として承認され,病床数は300床となり,昭和61年4月に泌尿器科が皮膚科と分離して,新たに開設された。平成2年1月には透析施設として認可を受け,当科が血液浄化法を担当している。平成8年には病床数600床となり現在に至る。平成10年9月には市内では初めての生体腎移植術を施行し,以後症例を重ねている。
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