病院めぐり
伊勢原協同病院泌尿器科
田野口 仁
1
1伊勢原協同病院泌尿器科
pp.347
発行日 2005年4月20日
Published Date 2005/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100329
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伊勢原市は,神奈川県のほぼ中央に位置し,東京から50km,横浜から45kmの距離にある首都圏の近郊都市になります。市の約1/3を山林原野が占め,丹沢大山国定公園の一角に位置するシンボル大山を頂点として,東部には豊かな平野部が広がり,鈴川,善波川,日向川,歌川といった清流が大地を潤しています。人口は約10万人ですが,南部を平塚市,西部を秦野市,北東部を厚木市と接していて,医療圏人口としては約50万人になります。
当院は,昭和42年4月1日に厚生連伊勢原病院として開設され,同年7月11日,伊勢原協同病院に改称しました。開院当初,病床数は103床でしたが,現在は17診療科を擁する413床の中核病院に発展しています。近年,病院施設の老朽化がみられるため,現在,災害時にも地域の中核病院として機能できるような病院を目指して,新病院建設計画が進んでいます。泌尿器科は,昭和58年に開設され,非常勤医師による外来診療を開始しました。昭和62年7月に慶應義塾大学より中村薫先生が泌尿器科部長として赴任され,常勤医2人体制となりました。その後,平成5年1月に柴山太郎先生に引き継がれ,平成16年8月から筆者が引き継いでいます。現在,渡辺聡先生,吉峰俊輔先生と筆者の3名が常勤医として,慶應義塾大学より小杉道男先生が非常勤医師として,泌尿器科全般にわたる診療を行っています。
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