小さな工夫
女性の間欠自己導尿練習を進めるにあたっての一工夫
大野 玲奈
1
,
山田 拓己
1
1埼玉医科大学総合病院医療センター泌尿器科
pp.78
発行日 2005年1月20日
Published Date 2005/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100171
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当院は,救命センターを持っていることもあり,リハビリテーション科,整形外科より,自己導尿指導の依頼を受ける機会が多い。このような患者の場合,外来通院患者に比べて,四肢の運動や,導尿の姿勢を保持することに問題があり,特に女性の場合,手鏡を使ってカテーテルをなんとか挿入できるようになったものの,カテーテルが短いので尿を取りこぼしてしまう局面にたびたび遭遇する。
トイレなどで盲目的にカテーテルを挿入できるようになるまでの習得期間が長い場合など,患者が少しでも快適に練習でき,なおかつ習得を助けるような方法を考案したので紹介する。
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