Japanese
English
臨床統計
獨協医科大学皮膚科における有棘細胞癌の統計的観察
Statistical analysis of squamous cell carcinoma at the Department of Dermatology, Dokkyo University School of Medicine
新井 聖一
1
,
梁取 明彦
1
,
山蔭 明生
1
,
山崎 雙次
1
Masaichi ARAI
1
,
Akihiko YANADORI
1
,
Akio YAMAKAGE
1
,
Soji YAMAZAKI
1
1獨協医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Dokkyo University School of Medicine
キーワード:
有棘細胞癌
,
組織学的レベル分類
Keyword:
有棘細胞癌
,
組織学的レベル分類
pp.752-754
発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903680
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1982年1月〜1997年12月までの16年間に,当科で経験した有棘細胞癌110例につき統計的に観察した.患者数は1982〜1989年までの前半8年間では39例,1990〜1997年までの後半8年間では71例と増加傾向にあり,原因として地表紫外線量の増加,生活スタイルの変化,平均寿命の延長などが考えられた.組織分類(腫瘍の深さによる分類)を行い転移との関係を検討し,腫瘍の深さが深いほど転移しやすい結果であった.
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