Japanese
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特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 2000
4 皮膚疾患治療のポイント
抗菌薬の使い方
Principles for the antimicrobial therapy
神崎 寛子
1
Hiroko KANZAKI
1
1神崎皮膚科
1Kanzaki Dermatological Clinic
キーワード:
皮膚細菌感染症
,
Staphylococcus aureus
,
Strephtococcus pyogenes
,
MIC
,
皮膚内移行率
Keyword:
皮膚細菌感染症
,
Staphylococcus aureus
,
Strephtococcus pyogenes
,
MIC
,
皮膚内移行率
pp.152-156
発行日 2000年4月15日
Published Date 2000/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903231
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皮膚科領域の感染症では臨床診断より起炎菌を比較的容易に推定することができる.主たる起炎菌はStaphylococcus aureusとStreptococcus pyogenesである.主に選択される抗菌薬はペニシリン系薬とβ-ラクタマーゼ阻害薬の合剤,新経口セフェム系薬,ペネム系薬,ニューキノロン系薬,マクロライド系薬,テトラサイクリン系薬である.ホスホマイシンは併用薬として使用される.これらの抗菌剤の抗菌スペクトラム,体内動態,使用上の注意を概説するとともに,実際の治療例をまとめた.
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