Japanese
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特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 1999
4 皮膚疾患治療のポイント
サンスクリーンとSPF
Sunscreen and SPF (sun protection factor)
武内 栄次郎
1
,
河合 通雄
1
Eijiro TAKEUCHI
1
,
Michio KAWAI
1
1花王(株)化粧品研究所
1Cosmetic Research Lab, Kao Corporation
キーワード:
サンスクリーン
,
SPF
,
PA分類
,
日焼け
Keyword:
サンスクリーン
,
SPF
,
PA分類
,
日焼け
pp.133-137
発行日 1999年4月15日
Published Date 1999/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902875
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紫外線の皮膚に対する傷害性が明らかになり,それを防御するサンスクリーン製品は手軽で効果的な防御手段として汎用されている.日本化粧品工業連合会は1992年にSPF測定法基準,1996年にUVA防止効果測定法基準をそれぞれ自主基準として発効し,サンスクリーン製品の紫外線防止効果の測定法および表示法が定められた.紫外線は急性な日焼け(サンバーン,サンタン)からシミ,シワさらに皮膚癌等の慢性傷害の原因である.一方,アウトドア志向のライフスタイルが流行している現在,これらの傷害から皮膚を防御するためのニーズも高く,多彩なサンスクリーン製品が上市されている.これら多くの製品とその効果の表示から適切に選択し,かつ効果的で十分な紫外線防御を心がけ,いつまでも健康で若々しい皮膚を保つようにしたい.
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