Japanese
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特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 1992
IV 治療のトピックス
新しいサンスクリーン剤
The Modern Sunscreening Preparations
佐藤 吉昭
1
Yoshiaki SATOH
1
1東京女子医科大学附属第二病院皮膚科
1Department of Dermatology, Dai-Ni Hospital, Tokyo Women's Medical College
キーワード:
地球環境悪化
,
スキン・タイプ
,
赤外線
,
幼小児と光防御
,
SPF
Keyword:
地球環境悪化
,
スキン・タイプ
,
赤外線
,
幼小児と光防御
,
SPF
pp.156-160
発行日 1992年4月15日
Published Date 1992/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900624
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ヒヤケ止めを目的に開発されたサンスクリーン剤(サ剤)は,60年余の間に大きく進歩した.現在の光防御はsunburn spectrum(UVB)のみならず,赤外線領域までの広範囲波長域に有効なものが求められている.その要求によって含有成分の変遷があったが,より安全で使いやすく,確実な効果となるとまだ改良すべき点が多い.とくに効果判定の目安になるSPF測定法の国際統一は,最も急がれる問題である.地球オゾン層の破壊がこのまま進み,地表に到達する紫外線の質と量に予想される変化がもたらされるとすれば,朝の歯みがきの次にはサ剤をという習慣が生まれるかもしれない.遮光法,サ剤による光防御,各自のスキン・タイプなどに関する知識を持つことは,重要な課題である.
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