Japanese
English
症例報告
加熱したアスファルトで受傷した顔面損傷
Cutaneous injury by heated asphalt fragments sprayed from the accidentally exploded tank
高橋 和宏
1
,
杉内 利栄子
1
Kazuhiro TAKAHASHI
1
,
Rieko SUGIUCHI
1
1いわき市立総合磐城共立病院皮膚科
1Division of Dermatology, Iwaki Kyoritsu Hospital, Iwaki, Japan
キーワード:
産業災害
,
化学熱傷
,
熱傷
,
アスファルト
Keyword:
産業災害
,
化学熱傷
,
熱傷
,
アスファルト
pp.144-145
発行日 1997年2月1日
Published Date 1997/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902095
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- Abstract 文献概要
25歳,男性の加熱したアスファルトによる顔面皮膚損傷の1例を報告した.初診時,顔面,頭髪にアスファルトが固着し,腫脹,出血,表皮剥脱を認め,額,眼瞼周囲など数十ヵ所にアスファルトの刺入がみられた.現在軽快したが,皮内,皮下に異物の残存埋没を認める.将来の発癌の可能性を懸念し,色素レーザー照射にて除去している.
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