印象記
第17回ヨーロッパ皮膚電顕研究会(Society for Cutaneous Ultrastructure Research:SCUR)に参加して
清水 宏
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1慶應義塾大学医学部皮膚科学教室
pp.1026-1028
発行日 1990年9月1日
Published Date 1990/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900197
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第17回ヨーロッパ皮膚電顕研究会(Society for CutaneousUltrastructure Research:通称SCUR)がイタリアのローマで1990年5月4日から5日にかけて開かれました.SCURの略称で親しまれている本学会を,私はすべての国際学会の中で最も楽しみにしています.
私は1988年以来毎年出席しているので今年が3回目の参加となります.SCURは16年前,ヨーロッパを中心とした皮膚科研究者の中で,とくに電子顕微鏡を用いた研究に興味を持つ人達により結成されたものです.それ以来毎年5月か6月の気候の良い時期に,ヨーロッパの中でも特に美しく綺麗な都市で開催する決まりになっています.ちなみに1988年はフランスのニース,昨年はドイツのケルン,今年はイタリアのローマ,そして来年の第18回SCURはオーストリアのウイーンで開催されることもすでに決定しています.
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