マイオピニオン
完全WEB開催となった第119回日本皮膚科学会総会事務局長の日誌
山上 淳
1
Jun YAMAGAMI
1
1慶應義塾大学医学部皮膚科
pp.756-757
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412206153
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行のため,2020年6月4日〜7日の第119回日本皮膚科学会総会(JDA2020)は完全WEB開催になりました.準備時間が不足していたこともあり,ログイン障害など参加者の皆様にご不便をおかけしたことも多かったと思いますが,約5,900名の日本皮膚科学会(日皮会)会員の皆様にご参加いただきました.事務局長として心より御礼申し上げます.今回このような機会をいただいたので,史上初の完全WEB開催となったJDA2020について時系列で振り返ってみたいと思います.
開催100日前:日皮会の総会・学術大会チームとミーティング.この時点では,まだ京都国際会館での開催が想定されていましたが,COVID-19対策として,席の間隔を空ける,WEB参加を可能にする,などの対応策が検討されました.つまり現地で開催することを原則に,COVID-19の影響で出張できなくなるかもしれない参加者を対象に,WEB参加できる体制を整える,いわゆる「ハイブリッド開催」の方向性が模索されはじめたのです.
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