Japanese
English
原著
小児Sweet病の2例
Two Cases of Infantile Sweet's Syndrome
上田 清隆
1
,
西岡 清
1
Kiyotaka UEDA
1
,
Kiyoshi NISHIOKA
1
1大阪大学医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Osaka University School of Medicine
pp.307-310
発行日 1986年4月1日
Published Date 1986/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412203432
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2カ月男児と3歳男児の小児Sweet病の2症例を報告した.2カ月男児例は,生後2週目に顔面の紅斑として発症しており,従来の報告例のうち最年少例と考えられた.同症例では,本症発現とSMAミルク摂取との関連性が疑われたが,確認はできなかった.3歳男児例は,1歳2カ月頃より顔面に紅斑の出没を繰り返しており,ヨードカリ内服で皮疹の消褪を見たが,内服中止により皮疹が再燃した.
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