Japanese
English
原著
第VIII因子間接螢光抗体法の皮膚疾患への応用
An Immunofluorescent Microscopic Study on Factor Ⅷ Antigen in Several Skin Diseases
森田 秀樹
1,2
Hideki MORITA
1,2
1天理よろづ相談所病院皮膚科
2兵庫医科大学皮膚科教室
1Department of Dermatology, Tenri Hospital
2Department of Dermatology, Hyogo College of Medicine
pp.319-323
発行日 1983年4月1日
Published Date 1983/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412202819
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2,3の皮膚疾患における第VIII因子間接螢光抗体法所見を報告した.老人性血管腫では血管単位で特異螢光の強弱の差が認められた.結節性紅斑や多形滲出性紅斑では,特異螢光の減弱している血管が認められ,時に血管周囲にも特異螢光が認められた.同時にアンチトロンビン第III因子についても間接螢光抗体法で検索したが,特異螢光が弱く,種々の病態における螢光所見の差異は判定が出来なかった.
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