Japanese
English
原著
Microsporum canis感染症と愛玩動物—感染源動物の統計と愛玩動物の実態調査
Microsporum canis-infection and Pet Animals
笹川 和信
1
Kazunobu SASAGAWA
1
1笹川皮膚科
1Sasagawa Private Clinic
pp.695-700
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412202673
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人獣共通感染症で,zoophilic dermatophyteでもあるM.canis感染症では,感染源としての愛玩動物にも眼を向けなければならない.
感染源動物の統計では,ネコが圧倒的に優位で,品種は首位である雑種の台頭が著しく,純血種ではシャムネコが多かった.
感染源でネコが多い理由は,ヒトとの接触頻度が高く,濃厚接触することが主要因であるが,他の原因も関与していることが考えられた.
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