皮膚臨床—病理カンファレンス(1)
Clear Cell Hidradenoma
安原 稔
1
,
清金 公裕
1
1大阪医科大学皮膚科教室
pp.309-310
発行日 1974年4月1日
Published Date 1974/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201291
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症例 33歳 女子
現病歴と現症 8年前より右臀部下部の大腿屈曲部に腫瘤が発生し,徐々に大きくなつて,30×20mm,高さ10mmの表面平滑な半球状に隆起する弾性軟の腫瘤となつた.自覚症状はないが,腫瘤の一部に浅い潰瘍を来し,漿液性分泌物を排出する(図1).
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