皮膚科学の流れ 人と業績・30
Josef Jadassohn, Jean Darier, Gustav Riehl Bruno Bloch, Hulusi Belicet, Erich UrbachおよびF. Parkes-Weber
高橋 吉定
pp.1046-1052
発行日 1972年11月1日
Published Date 1972/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201071
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Josef Jadassohn
(前回から続く)
斑状皮膚萎縮症(Uber eine eigenartige Form von "Atrophiamaculosa cutis")2)
A. Z. 23歳女子.小児期に麻疹と百日咳にかかつたが,その他の熱病疹,リンパ腺腫張は知らない.両親は現存,健康,姉妹ひとり健康.家系内に皮膚および神経系の疾患なし.患者自身にも頭痛,神経性症状,ヒステリー症状はない.
9歳時,両手に熱湯で熱傷,大きな水疱を生じ,約3か月で瘢痕治癒.
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