薬剤
尋常性痤瘡に対するビタミンA酸外用剤の応用(第2報)—0.01%ビタミンA酸乳剤性ローションによる尋常性痤瘡の治験
平山 芳
1
,
新関 寛二
1
,
神田 行雄
1
,
松葉 修
1
,
神田 直子
1
,
辻本 恵子
1
1東京慈恵会医科大学皮膚科教室
pp.1041-1045
発行日 1972年11月1日
Published Date 1972/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201070
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第一報において,我々は0.02%および0.03%ビタミンA酸(以下V.A酸と略記)乳剤性ローションが尋常性痤瘡に対して良好な成績を示すことを明らかにしたが,なお塗布した部位に発赤,その他副作用的症状を認めることから,さらに濃度を下げた0.01%V.A酸乳剤性ローションを使用して,尋常性痤瘡に対する治験を行ない,効果およびその他2・3の事項について検討を加えた.
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