Japanese
English
薬剤
Enramycin(ERM)による梅毒の治験
SYPHILIS TREATMENT BY NEW ANTIBIOTICS ENRAMYCIN (ERM)
小野田 洋一
1
,
朝田 康夫
2,3
,
宗 義朗
2,4
,
野田 三千磨
2,5
,
安原 稔
2,6
,
山田 瑞穂
2,7
,
西谷 宣雄
2,8
,
渡辺 昌平
2,9
,
仁木 富三雄
2,10
,
鳥山 悌
2,11
,
植村 隆
2,12
,
河島 敏夫
2,13
1都立台東病院
2ERM梅毒臨床研究会
3関西医科大学
4神戸中央市民病院
5神戸液済会病院
6大阪医科大学
7大阪赤十字病院
8済生会野江病院
9天理よろず相談所病院
10都立墨東病院
11都立荏原病院
12都立広尾病院
13都立大久保病院
pp.251-261
発行日 1972年3月1日
Published Date 1972/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412200962
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日本で創製された新抗生物質Enramycin(以下ERMと略記)が梅毒トレポネーマに対して有効であることが動物実験1)ならびに臨床試験2,3)で報告された.われわれは本剤の梅毒に対する基準となる用法および用量を確立することを目的として,関東および関西の12病院の皮膚科および性病科において共同研究を行なつた(表1).その結果について報告する.
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