〈原著論文抄録〉
狭義後天性特発性血管拡張症—特にAngioma serpiginosum同一説について,他
井上 勝平
1
,
菊池 一郎
1
,
村上 文男
1
1熊本大学医学部皮膚科教室
pp.547
発行日 1969年5月1日
Published Date 1969/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412200508
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後天性の血管拡張症のなかで,他の皮膚疾患の先駆ないしは合併,全身症状のまつたく認められないものを狭義後天性特発性血管拡張症と規定,その範疇に属する自験症3例を報告するととともに,かかる病型のものはangioma serpiginosum(Hutchinson型)と同一疾患であり,naevus flammeus,angiokeratoma circumscriptum,solitary andmultiple angiokeratomaなどとも発症病理学的に近縁関係にあることを推論した。
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