Japanese
English
治療
アトピー性皮膚炎治療におけるシクロスポリンMEPCの使用指針
Guidance for the use of cyclosporine MEPC for atopic dermatitis
五十嵐 敦之
1,12
,
中川 秀己
2,12
,
瀧川 雅浩
3,12
,
古江 増隆
4,12
,
大槻 マミ太郎
5,12
,
川島 眞
6,12
,
佐伯 秀久
7,12
,
竹原 和彦
8,12
,
秀 道広
9,12
,
古川 福実
10,12
,
両角 國男
11,12
Atsuyuki IGARASHI
1,12
,
Hidemi NAKAGAWA
2,12
,
Masahiro TAKIGAWA
3,12
,
Masutaka FURUE
4,12
,
Mamitaro OHTSUKI
5,12
,
Makoto KAWASHIMA
6,12
,
Hidehisa SAEKI
7,12
,
Kazuhiko TAKEHARA
8,12
,
Michihiro HIDE
9,12
,
Fukumi FURUKAWA
10,12
,
Kunio MOROZUMI
11,12
1NTT東日本関東病院皮膚科
2東京慈恵会医科大学皮膚科
3浜松医科大学皮膚科
4九州大学大学院医学研究院皮膚科学
5自治医科大学皮膚科学
6東京女子医科大学皮膚科
7東京大学大学院医学系研究科皮膚科学
8金沢大学大学院医学系研究科皮膚科学
9広島大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学
10和歌山県立医科大学皮膚科学
11名古屋第二赤十字病院腎臓内科
12アトピー性皮膚炎治療におけるネオーラル®の使用指針作成ワーキンググループ
キーワード:
アトピー性皮膚炎
,
シクロスポリン使用指針
,
内服療法
Keyword:
アトピー性皮膚炎
,
シクロスポリン使用指針
,
内服療法
pp.1049-1054
発行日 2009年12月1日
Published Date 2009/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102477
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要約 シクロスポリンMEPC(シクロスポリンmicroemulsion pre-concentration;ネオーラル®)は,2008年10月にアトピー性皮膚炎の適応を取得した.そこで,シクロスポリンMEPCが安全に,かつ適正に使用されることを目的に,国内臨床試験に参加した医師および日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員らが中心となり,「アトピー性皮膚炎治療におけるネオーラル®の使用指針」を作成した.シクロスポリンMEPCの適応患者は,既存治療で十分な効果が得られない成人の最重症患者である.初期投与量は,3.0mg/kg/日で開始し,症状の改善・有害事象・臨床検査値・血圧およびシクロスポリン血中トラフ値などモニタリングしながら5.0mg/kg/日以下で用量を調整する.投与期間は,連続投与期間を12週間以内とし,休薬期間を設ける間歇投与とした.また,感染症など注意を要する.
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