Japanese
English
症例報告
イベルメクチン(ストロメクトール®)が著効したcreeping diseaseの1例
Successful treatment of creeping disease with ivermectin (Stromectol ®)
横田 日高
1
,
秋山 創
1
Hidaka YOKOTA
1
,
Hajime AKIYAMA
1
1公立豊岡病院皮膚科
1Division of Dermatology,Public Toyo-oka Hospital,Toyooka,Japan
キーワード:
旋尾線虫
,
ホタルイカ
,
生食
,
イベルメクチン
Keyword:
旋尾線虫
,
ホタルイカ
,
生食
,
イベルメクチン
pp.937-939
発行日 2008年11月1日
Published Date 2008/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102146
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要約 22歳,男性.2007年4月15日にホタルイカの生食歴あり.翌日から右下肢に線状発赤が出現した.4月20日に皮膚生検および旋尾線虫の抗体価を測定し,旋尾線虫によるcreeping diseaseと診断した.外科的に虫体の摘出はできなかったが,イベルメクチン(ストロメクトール ®)投与にて4月23日には線状発赤は改善した.Creeping diseaseに対してイベルメクチン投与が治療選択肢になると考えた.
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