Japanese
English
症例報告
17年間確定診断されなかったDarier病
Darier's disease diagnosed 17 years after onset
矢島 智子
1
,
米田 真理
1
,
菊池 麻衣子
1
,
田崎 典子
1
,
大畑 千佳
1
Tomoko YAJIMA
1
,
Mari YONEDA
1
,
Maiko KIKUCHI
1
,
Noriko TASAKI
1
,
Chika OHATA
1
1市立池田病院皮膚科
1Department of Dermatology, Ikeda Municipal Hospital, Ikeda, Japan
キーワード:
Darier病
,
炎症性角化症
,
尿素含有ローション
Keyword:
Darier病
,
炎症性角化症
,
尿素含有ローション
pp.621-623
発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102059
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要約 37歳,女性.20歳頃より夏に増悪,冬に軽快する融合傾向のある角化性丘疹が前胸部に出現し,掻痒感を伴った.近医を受診したが確定診断が得られず,徐々に増悪したため当科を受診した.背部より皮膚生検を施行し,Darier病と診断した.家族に同症の既往なく,孤発例と考えた.尿素含有ローション外用にて著明に軽快した.
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