Japanese
English
治療
陥入爪治療におけるフェノール法での圧抵時間,治癒期間,再発率の比較検討
Verification of the use of segmental phenolization for ingrowing toenails
藤森 佐和子
1
,
下間 亜由子
1
,
覚道 奈津子
1
,
山本 純
2
,
小川 豊
3
Sawako FUJIMORI
1
,
Ayuko SHIMOTSUMA
1
,
Natsuko KAKUDO
1
,
Jun YAMAMOTO
2
,
Yutaka OGAWA
3
1関西医科大学形成外科
2高槻赤十字病院形成外科
3KC laboratory
1Department of Plastic and Reconstructive Surgery,Kansai Medical University
2Department of Plastic and Reconstructive Surgery,Takatsuki Red Cross Hospital
3KC laboratory
キーワード:
陥入爪
,
フェノール法
,
フェノール圧抵時間
,
創傷治癒日数
,
再発率
Keyword:
陥入爪
,
フェノール法
,
フェノール圧抵時間
,
創傷治癒日数
,
再発率
pp.1174-1177
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101092
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フェノール法の方法,結果について報告し,圧抵時間と創傷治癒日数の関係,諸家の報告における圧抵時間と再発率の関係を比較検討した.第Ⅰ趾陥入爪55趾でフェノール圧抵時間は70~200秒(平均130秒),創傷治癒日数は7~30日(平均15日)であった.フェノール圧抵時間と創傷治癒日数の間には,正の関係が認められ,フェノール圧抵時間と再発率の間には,負の関係が認められた.処置部位の爪甲を消滅させるには,100秒以上の圧抵が必要と思われた.
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