トピックス メディカルフォトテクニック
5.摘出標本写真の撮り方
西川 邦男
1
,
小池 聰之
1
1国立病院四国がんセンター耳鼻咽喉科・臨床研究部
pp.972-983
発行日 1994年11月20日
Published Date 1994/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411901041
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はじめに
摘出標本とは,手術によって人体から切り離された病変部組織や臓器をいい,顕微鏡標本と対比して呼ばれている。
近年,光学機械の進歩やその周辺器材の発達により,簡単に美しいカラー写真を撮ることができるようになり,正確な病態の記録・保存としての摘出標本写真の重要性はますます高まりつつある。
摘出標本写真は,臨床医学の分野において,病態を正確に記録し,保存するのに必要不可欠であり,検査データの解析や臨床病理学的研究の貴重な資料となる。
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