特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
20.声帯の腫脹
吉田 哲二
1
1聖マリア病院耳鼻咽喉科
pp.109-112
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411901028
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はじめに
声帯が何らかの病変で腫脹すると,必ず嗄声をきたす。さらに病変が進むと呼吸困難に進展し,生命の危険をも伴ってくる。声帯は発声をする部位でもあるし,気道でもあるからである。
そこでまず声帯の腫脹に対する検査法,次に腫脹を呈する疾患とその鑑別法,最後にそれらの治療法について述べる。
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