トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
超細径ファイバースコープを用いた唾液腺導管内観察
持田 晃
1
,
沼田 勉
1
,
今野 昭義
1
,
金子 敏郎
1
1千葉大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.730-734
発行日 1992年10月20日
Published Date 1992/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900599
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はじめに
最近の光学的技術の進歩により直径の極めて細いファイバースコープが開発されている。これらの新たに開発されたファイバースコープは,その直径が1mm以下と従来のそれとは異なる次元の検査機器であり,今までアプローチを試みられなかった対象に対して内視鏡的検討を可能としたものである。
私たちは,この新たに開発された超細径ファイバースコープを唾液腺導管,ステノン管およびワルトン管に応用,その内腔の観察が可能であることを確認した。
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