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特集 実践! 花粉症治療マニュアル2024
《花粉症治療の実際》
局所および全身ステロイド
Hay fever treatment: topical steroids and systemic steroids
寺田 哲也
1
Tetsuya Terada
1
1大阪医科薬科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
花粉症
,
鼻噴霧用ステロイド薬
,
経口ステロイド薬
,
副作用
Keyword:
花粉症
,
鼻噴霧用ステロイド薬
,
経口ステロイド薬
,
副作用
pp.136-142
発行日 2024年2月20日
Published Date 2024/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203582
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POINT
●花粉症の治療は抗原の回避を基盤とし,薬物療法や抗原特異的免疫療法,手術療法を加える。
●くしゃみ・鼻水症状には抗ヒスタミン薬,鼻閉症状には鼻噴霧用ステロイド薬または抗ロイコトリエン薬を主に用いる。
●花粉飛散のピーク時には経口ステロイドの短期使用を選択してもよいが,グルココルチコイドによる副作用出現のメカニズムと,生じうる多彩な副作用症状についての理解が大切である。
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