増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
12 全身性自己免疫疾患
多発血管炎性肉芽腫症
波多野 瑛太
1
,
吉川 衛
1
1東邦大学医療センター大橋病院耳鼻咽喉科
キーワード:
GPA
,
ANCA
,
寛解導入療法
,
寛解維持療法
,
副作用
Keyword:
GPA
,
ANCA
,
寛解導入療法
,
寛解維持療法
,
副作用
pp.238-241
発行日 2023年4月30日
Published Date 2023/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203353
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処方のポイント
●多発血管炎性肉芽腫症(GPA)を疑う所見を認めた場合,早期診断を行い,全身型へ進展する前の早期治療が重要となる.
●標準治療はステロイドや免疫抑制薬が主体となるため,年齢や副作用を考慮して行う必要がある.
●GPAは寛解に至っても再燃することがあるので,長期の経過観察を要する.
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