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特集 副腎皮質ステロイド—どこに注意し,どう使う?
《押さえておきたい知識》
副腎皮質ステロイドの薬理学と薬剤の特性
Adrenocorticosteroid pharmacology and pharmaceutics
川合 眞一
1
Shinichi Kawai
1
1東邦大学医学部炎症・疼痛制御学講座
キーワード:
adrenocorticosteroids
,
glucocorticoids
,
pharmacology
,
pharmaceutics
Keyword:
adrenocorticosteroids
,
glucocorticoids
,
pharmacology
,
pharmaceutics
pp.678-683
発行日 2021年8月20日
Published Date 2021/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202776
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POINT
●副腎皮質ステロイドはグルココルチコイド(GC)と同義で使われることが多く,近代医学の発展に最も貢献した薬物の1つである。
●GCは特異的受容体に結合し,主作用・副作用に関連したさまざまな遺伝子の転写を促進または抑制することにより多様な作用を発揮する。
●化学修飾により多くの合成GCが開発され,また臨床使用に便利な多くの剤形が工夫されている。
●製剤間での変更,パルス療法,漸減・中止法など,臨床的注意点をまとめた。
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