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特集 Voiceを診る—音声障害を知ろう!〔特別付録Web動画〕
《総論》
空気力学的検査とその評価・診断
Evaluation and diagnosis using aerodynamic examination
印藤 加奈子
1
Kanako Indo
1
1香川大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
空気力学的検査
,
最長発声持続時間
,
発声時平均呼気流率
,
声域検査
Keyword:
空気力学的検査
,
最長発声持続時間
,
発声時平均呼気流率
,
声域検査
pp.873-877
発行日 2020年10月20日
Published Date 2020/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202519
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POINT
●空気力学的検査は,発声持続時間,発声時呼気流率,声の高さと強さをおのおの,もしくは同時に測定することで,発声動態を総合的に評価できる。
●空気力学的検査は,性別や年齢,測定条件や呼気能力によって差が認められ解釈に注意を要するが,疾患の経過や音声治療による変化を客観的に示すことができ有用である。
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