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特集 頸部エコーを使いこなす—描出のコツと所見の読み方〔特別付録web動画〕
《対象別:描出のコツと所見の読み方》
その他の頸部腫瘤—正中頸囊胞,側頸囊胞,下咽頭梨状窩瘻
The future of ultrasonography for thyroglossal duct cyst, second branchial cleft cyst, and pyriform sinus fistula
松塚 崇
1
Takashi Matsuzuka
1
1福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター
pp.252-256
発行日 2020年3月20日
Published Date 2020/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202319
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POINT
●正中頸囊胞は甲状舌管の遺残であり,超音波検査により,内部低エコーの囊胞を舌骨から甲状腺峡部までの頸部正中に認めることが多い。
●側頸囊胞は超音波検査により,顎下腺の下,かつ総頸動脈や内頸静脈の前で,胸鎖乳突筋と接する位置に認められる第2鰓裂由来の囊胞が多い。
●下咽頭梨状窩瘻では,超音波検査で甲状腺上極から頭尾軸方向に連続した管状構造を認めることがある。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年3月)。
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