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特集 頸部エコーを使いこなす—描出のコツと所見の読み方〔特別付録web動画〕
《対象別:描出のコツと所見の読み方》
甲状腺の腫瘍性疾患
The efficiency of ultrasonography in detecting thyroid nodules
福原 隆宏
1
Takahiro Fukuhara
1
1鳥取大学医学部感覚運動医学講座耳鼻咽喉・頭頸部外科
pp.226-231
発行日 2020年3月20日
Published Date 2020/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202314
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POINT
●甲状腺腫瘍は横断像と縦断像の2方向で描出する。
●基本の観察はBモードで行い,日本乳腺甲状腺超音波医学会より出ている『甲状腺超音波診断ガイドブック』に沿って,丁寧に所見をとる。
●甲状腺乳頭癌は特徴的な所見を呈することが多い。一方,濾胞腺腫と濾胞癌の区別は困難である。境界部の不整や内部の不均質さに注意して観察する。
●超音波は静止画ではなく,動画で診断する。そのため動画の記録は,所見の見直しに役に立つ。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年3月)。
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