今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
内分泌腺腫瘍の取り扱い
甲状腺腫瘍
宮 章博
1
,
宮内 昭
1
1隈病院外科
pp.1210-1212
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101933
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ポイント
・甲状腺結節の鑑別診断の目標は,良性・悪性の区分のみではなく組織型診断をつけ,それに応じた治療を行うことである.
・診断の手順は問診・触診,甲状腺機能を含んだ血液検査,超音波検査,穿刺吸引細胞診までが最初に行う必須の検査である.TSH低下の場合は123I甲状腺シンチを追加する.CT,MRI,腫瘍シンチなどはこの段階では不要である.
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