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特集 カラーアトラス 口腔・咽頭粘膜疾患—目で見て覚える鑑別ポイント
膠原病による口腔・咽頭粘膜疾患
Oral and pharyngeal mucosal lesion in patients with collagen disease
畠山 博充
1
Hiromitsu Hatakeyama
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター耳鼻咽喉科
pp.128-131
発行日 2020年2月20日
Published Date 2020/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202294
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POINT
●Behçet病をはじめとして,膠原病およびその類縁疾患における口腔・咽頭粘膜病変の合併頻度は高い。
●粘膜病変は単発もしくは複数で,大きさ,形状,深達度などは症例ごとに多彩な臨床像を示し,口腔・咽頭粘膜病変の所見のみから診断を下すのは困難である。
●ステロイドやメトトレキサートといった薬剤による感染性・薬剤性病変もあり,十分な臨床情報の収集が求められる。
●診断・治療には主に内科,皮膚科,眼科といった専門医との連携が重要である。
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