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特集 舌がん・口腔がん治療の最前線〔特別付録web動画〕
《支持療法》
嚥下障害への対応戦略—術前評価から誤嚥防止手術まで
Postoperative management of dysphagia from pre-operative evaluation to surgery
古川 竜也
1
,
丹生 健一
1
Tatsuya Furukawa
1
,
Ken-ichi Nibu
1
1神戸大学大学院医学研究科外科系講座耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野
pp.1155-1163
発行日 2019年12月20日
Published Date 2019/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202258
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POINT
●口腔癌の術後嚥下障害の重症度は切除範囲によって大きく異なるため,解剖に応じた対応が必要になる。
●当科では手術前から言語聴覚士や認定看護師が介入するサポート体制をとっている。
●術中の嚥下機能改善手術,術後の嚥下リハビリテーションを重点的に実施している。
●嚥下内視鏡検査に加えて,嚥下造影検査,嚥下圧測定検査での嚥下評価を実施している。
●重症嚥下障害で肺炎予防や経口摂取獲得を希望する患者には,誤嚥防止術を実施している。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年12月)。
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