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特集 嚥下障害を診る!—プロに学ぶ実践スキル
《治療》
声門閉鎖術
Laryngeal closure
内田 真哉
1
Masaya Uchida
1
1京都第二赤十字病院耳鼻咽喉科・気管食道外科
pp.848-852
発行日 2019年9月20日
Published Date 2019/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202188
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POINT
●声門閉鎖術は術式としての完成度とともに臨床的意義が高まっている。
●本術式は対象患者の音声機能喪失や人生の終末期に関わるため,術前に臨床倫理的な検討を行うことが望まれる。
●本術式には声門上閉鎖術,声門閉鎖術,声門下閉鎖術の3タイプがあるが,簡便で確実性が高く嚥下機能改善効果のある声門下閉鎖術の方法を示した。
●本術式は気管腕頭動脈瘻の危険性が少ない誤嚥防止術である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年9月)。
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