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特集 耳管診療の手引き—基本から最新治療まで
耳管画像検査の基本と読影のコツ
Eustachian tube imaging:techniques and practical tips
稲垣 彰
1
Akira Inagaki
1
1名古屋市立大学耳鼻咽喉・頭頸部外科
pp.630-635
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202140
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POINT
●耳管の画像検査のうち,姿勢で症状の変化する耳管開放症の検査には,症状のある状態での検査が可能なコーンビームCTが適している。
●コーンビームCTの撮影のコツは,撮影された画像に患者の主訴を反映させるため,必要に応じて撮影前に必要最小限の耳管開放処置を行うことである。
●耳管の状態の質的診断には核磁気共鳴検査(MRI)が有用である。
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