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特集 知っておきたい顎顔面形成外科の知識
《顔面》
眼瞼下垂に対する外科的アプローチ
Surgical correction of blepharoptosis
植村 法子
1
,
岡崎 睦
2
Noriko Uemura
1
,
Mutsumi Okazaki
2
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科形成・再建外科学分野
2東京大学大学院医学系研究科形成外科学分野
pp.751-757
発行日 2018年8月20日
Published Date 2018/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201803
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POINT
●眼瞼下垂になると生活の質が低下し,不定愁訴の原因となる。
●後天性眼瞼下垂では加齢やコンタクトレンズの装用による腱膜性眼瞼下垂が多く,眼瞼挙筋腱膜を修復する手術で改善する。
●弛緩した皮膚が瞳孔に被さる偽性下垂も多く,皮膚切除および重瞼形成術により改善する。
●病態がさまざまであり,重症例を見逃さないように診断し,患者の状態に合わせた術式選択が必要である。
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