Japanese
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特集 美しさを追求する眼形成—眼瞼手術の基本手技+仕上がりを高めるコツ
眼瞼下垂
Blepharoptosis
渡辺 彰英
1
Akihide Watanabe
1
1京都府立医科大学眼科学教室
pp.1706-1712
発行日 2016年11月15日
Published Date 2016/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212068
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はじめに
眼瞼下垂手術は,上方視野の狭窄という低下した視機能を改善するための手術であるが,整容的な仕上がりも十分に考慮するべき手術である。患者にも術者にとっても再手術になることはできるだけ避けたいところであるが,眼瞼下垂手術は眼瞼挙筋などのターゲットとなる組織を皮膚切開創から剝離・露出し前転する手術であり,術者の技量にかかるウェイトが大きい。また術後の過矯正や低矯正,左右差など,再手術を要することもしばしばであり,やむをえず再手術になった場合の適切な手術は,さらなる再々手術を避けるために非常に重要である。
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