Japanese
English
特集 目からウロコ 内視鏡時代の臨床解剖
《咽喉頭・頭頸部領域》
喉頭の手術
Endoscopic anatomy for laryngeal surgery
冨藤 雅之
1
Masayuki Tomifuji
1
1防衛医科大学校耳鼻咽喉科学
pp.463-469
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201744
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POINT
●経口的喉頭手術においては,内視鏡の得意とする部位と顕微鏡の得意とする部位を知る必要がある。
●声帯の手術においては,顕微鏡のほうが操作はしやすく,声帯の層構造に応じた切開が望まれる。
●声門上部では舌骨,甲状軟骨,輪状軟骨の内腔から見た位置関係を把握し,神経,血管の走行を知る必要がある。神経血管束は舌骨甲状間膜,梨状陥凹前方の粘膜下にて同定しやすい。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2020年5月まで)。
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