Japanese
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特集 基本診察・処置・手術のABC
《咽喉頭・頭頸部領域》
頸部病変の超音波検査
Ultrasonography of cervical lesions
森田 成彦
1
,
大月 直樹
1
Naruhiko Morita
1
,
Naoki Otsuki
1
1神戸大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科
pp.354-359
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201555
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Point
●甲状腺疾患の診断では,超音波検査が有用である。結節性病変はCT,PETや頸動脈エコーなどで偶発的に発見される場合も多く,鑑別診断には超音波検査が重要となる。
●唾液腺腫瘍の診断では,典型的な悪性所見を呈するものは推定ができるが,低悪性度腫瘍の良悪の鑑別は困難である。
●頸部リンパ腫腫大の鑑別診断は多彩であり,超音波検査により,悪性度に関する情報を得ることが重要である。
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