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特集 基本診察・処置・手術のABC
《咽喉頭・頭頸部領域》
咽頭・喉頭病変の麻酔と生検
Anesthesia and biopsy for pharyngeal and laryngeal lesions
室野 重之
1
Shigeyuki Murono
1
1福島県立医科大学耳鼻咽喉科学講座
pp.350-352
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201554
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Point
●咽頭・喉頭病変に対する生検では,まず局所麻酔下にチャンネル付き経鼻内視鏡を用いて行いたい。
●リドカインによる表面麻酔が重要であるが,過量投与やアレルギー,アスピリン喘息に注意が必要である。
●生検に際しては,操作者と助手の息を合わせ,内視鏡と鉗子を上手く操作して適切な採取に努める。
●いったん反射が起こると過緊張のため継続が困難となることも少なくなく,はじめのタッチが重要である。
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