Japanese
English
特集 頸部郭清術のNew Concept
《臓器別治療戦略》
喉頭・下咽頭がん
New concept of neck dissection in laryngeal and hypopharyngeal cancers
藤井 隆
1
Takashi Fujii
1
1大阪府立成人病センター耳鼻咽喉科
pp.807-812
発行日 2016年10月20日
Published Date 2016/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201085
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POINT
●頸部郭清術においても,画像診断などの診断精度の向上を考慮すべきである。
●頸部郭清術を行った場合のデメリットを考え,それを上回る必要性を検討する。
●喉頭・下咽頭がんでは,レベルⅠへの転移は稀である。
●レベルⅠでは顔面神経下顎縁枝と顔面動静脈,レベルⅤでは副神経への影響を考える。
●将来の重複がんに対して遊離組織移植が必要になった場合の吻合血管についても考慮する。
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