Japanese
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特集 どこが変わった頭頸部癌診療ガイドライン
喉頭癌
Laryngeal cancer
藤井 隆
1
Takashi Fujii
1
1大阪国際がんセンター頭頸部外科
pp.826-831
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201819
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POINT
●喉頭癌ではUICCのT分類に大きな変更がないため,口腔・咽頭癌に比べて診療ガイドライン上の変更点は少ない。
●診療ガイドラインの治療アルゴリズムに,他の原発部位にはないTis(上皮内癌)が追加された。
●進行癌に対する治療アルゴリズムに導入化学療法が追加され,喉頭温存治療に関するクリニカルクエスチョン(CQ)が増加した。
●化学放射線療法後の救済手術は,頭頸部癌全体としては救済率が高くないこともあり推奨グレードがC1にとどまっているが,喉頭癌に関しては救済率が高く推奨されている。
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