Japanese
English
特集 顔面神経麻痺—新たな展開
《病的共同運動への対応》
ボツリヌス毒素の応用
Botulinum toxin theraphy for facial synkinesis
坂本 崇
1
Takashi Sakamoto
1
1国立精神・神経医療研究センター病院神経内科
pp.480-484
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201013
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POINT
●片側顔面痙攣のボツリヌス治療に準じて行う。
●やや少なめの量で効果があることが多い。
●治療対象筋を的確に同定する。
●顔面の小さな筋では効き過ぎること・近接部位への浸潤が起こり得ることに留意する。
●あらかじめ患者に本治療の利点・欠点をよく説明し,十分な共通認識・合意を得ておく。
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