増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
3.耳・鼻・喉の感染症/炎症
《鼻副鼻腔》
急性化膿性鼻副鼻腔炎
鴻 信義
1
1東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.111-114
発行日 2016年4月30日
Published Date 2016/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200909
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処方のPoint
・重症度を適切に判断し,それに応じて抗菌薬を選択する。
・ペニシリン系が第一選択だが,重症化にしたがい新経口セフェム系の高用量投与を,さらに成人ではレスピラトリーキノロン,小児では経口カルバペネムを選択する。
・耐性菌の検出が比較的多いことに留意する。また,新たな耐性菌を生じさせないよう注意する。
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