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特集 新しい指定難病制度を理解する
≪耳鼻咽喉科領域の指定難病≫
好酸球性副鼻腔炎
Eosinophilic chronic rhinosinusitis
松原 篤
1
Atsushi Matsubara
1
1弘前大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科学講座
pp.204-208
発行日 2016年3月20日
Published Date 2016/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200846
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POINT
●難治性の副鼻腔炎である好酸球性副鼻腔炎が指定難病の対象とされた。
●診断にはJESREC Studyによる臨床スコアが重要であり,鼻茸組織中好酸球数により確定診断が得られる。
●末梢血好酸球数,CT所見,および,喘息・アスピリン不耐症・NSAIDsアレルギー合併の有無から重症度を判定し,中等症・重症の症例が申請対象となる。
●好酸球性中耳炎を合併する場合には,好酸球性副鼻腔炎の重症として申請対象となる。
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