Japanese
English
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
下垂体腫瘍
Pituitary tumor
小林 正佳
1
,
畑崎 聖二
2
Masayoshi Kobayashi
1
,
Seiji Hatazaki
2
1三重大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科
2三重大学大学院医学系研究科脳神経外科
pp.533-541
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102888
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POINT
●近年,下垂体腫瘍に対する内視鏡下経鼻的手術が普及している。
●脳神経外科医と耳鼻咽喉科医が協力して手術に取り組むのが望ましい。
●術者2人以上で内視鏡下の3 or 4-handed techniqueを活用するのがよい。
●術者,助手ともに座位で手術を行うと負担軽減が図れる。
●術後の鼻副鼻腔の生理機能を温存するための術中,術後の処置が重要である。
●耳鼻咽喉科医にとって下垂体手術への参加は,鼻副鼻腔内視鏡手術全般のレベル向上にも有用である。
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