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特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
≪鼻科領域≫
舌下免疫療法
Sublingual immunotherapy
藤枝 重治
1
,
坂下 雅文
1
,
大澤 陽子
1
,
意元 義政
1
Shigeharu Fujieda
1
,
Masafumi Sakashita
1
,
Yoko Osawa
1
1福井大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
pp.46-52
発行日 2014年1月20日
Published Date 2014/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102711
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POINT
●舌下免疫療法は来年には保険収載になり,実地臨床で使用できる。
●皮下免疫療法に比べアナフィラキシーなどの重篤な副反応はきわめて少ないが,軽度から中等度の副反応は逆に多い。十分な対策が必要。
●スギ花粉飛散の3か月以上前から始め,最低でも1年間は継続が必要。3年から5年間治療すると,中止しても治療効果が最低同程度の期間継続する。
●口腔底粘膜の樹状細胞に特徴があり,これが作用機序に重要。
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