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特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
食道癌の内視鏡治療の適応と実際
The indication and technique of endoscopic resection for esophageal cancer
高田 理
1
,
清崎 浩一
2
,
吉田 行雄
3
,
力山 敏樹
2
Osamu Takata
1
,
Hirokazu Kiyozaki
2
,
Yukio Yoshida
3
,
Toshiki Rikiyama
2
1自治医科大学附属さいたま医療センター一般消化器外科
2自治医科大学附属さいたま医療センター消化器外科
3自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
pp.802-808
発行日 2013年9月20日
Published Date 2013/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102622
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POINT
●通常(白色光)観察による診断は,色調・隆起の高さ・陥凹の深さ・大きさなどを参考に深達度の診断を行う。
●拡大内視鏡観察による診断は,食道癌の深達度の診断能を向上させた〔特に,T1a-EP(M1)/T1a-LPM(M2)の拾い上げ〕。
●頸部食道や梨状窩の病変は観察しづらいため,十分気をつけて観察する必要がある。
●粘膜下層剝離術は大きさには制限なく病変を一括で大きく切除することが可能で,外科的切除に比べ侵襲度の低い治療である。
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